周南市美術博物館コレクション展示室にて作品展示中!
新収蔵品展
| 会期: | 4月18日(木)〜5月26日(日) 月曜休館 ただし4月29日(月・祝)5月6日(月・振休)は開館、4月30日(火)、5月7日(火)は休館。 |
|---|---|
| 開館時間: | 9:30〜17:00(入館は16:30まで) |
| 観覧料: | 一般200円(160円) 大学生等100円(80円) ※18歳以下および70歳以上、身障者の方は無料。( )内は20名以上の団体。 ※常設展3室をご覧いただけます。 |
今回は、平成24年度に購入や寄贈により新たに収蔵された作品を展示しています。
※宮崎進については、近年の作品4点を新しく収蔵しました。独特な赤が印象的な「花咲く大地」や重厚な黒い背景に白で表現された「荒地」など、宮崎進ならではの深い世界をご堪能下さい。
| 作品名 | 制作年 | 材質 | サイズ(縦×横 p) |
|---|---|---|---|
| 花咲く大地 | 2012(平成24)年 | ミクストメディア、麻布・ボード | 153.0×196.5 |
| 荒地 | 2008(平成20)年 | ミクストメディア、麻布・ボード | 68.0×58.5 |
| 赤い花 | 2008(平成20)年 | 油彩・キャンバス | 79.2×58.4 |
| 不安な人 | 1999(平成11)年 | ミクストメディア・和紙 | 72.9×60.2 |
宮崎進さんの近況
![]() |
| 2012年12月 鎌倉のアトリエにて。 |
2012年2月に90歳を迎えられた宮崎進さん。
お元気そうな笑顔です。
現在は、ご自身のこれまでの作品を1冊の作品集にまとめる準備をされています。
作品集出版への熱い想いを語られていました。出版が楽しみです。(A)
中国新聞カレンダー
2013年版の中国新聞カレンダー(ふるさとアートミュージアム2013「心やすらぐ風景」)の2月に、宮崎進「瀬戸の光」(周南市美術博物館蔵)が掲載されました。
中国新聞にて連載されました
中国新聞にて、宮崎進さんの半生を紹介する「生きて 美術家 宮崎進さん(1922〜)」(全15回)が、平成23年1月11日より2月2日まで連載されました。下記の中国新聞ホームページでご覧いただけます。
ぜひご覧ください。
中国新聞ホームページはこちら
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/ikite/index.html
平成21年4月1日、宮崎進氏が周南市美術博物館の名誉館長に就任しました。
美術の創造にすべてをかけてきた私にとって、故郷の美術館に関わることは、大いなる関心と責任を感じているところです。
存在じたいを問われるような時代、新任された館長の下で、しっかりとした美術博物館の運営、仕事がなされていくことと思います。
芸術や文化は心を豊かにし、希望を湧き立たせます。厳しく困難な時代に、このことのために少しでも、私が役に立てればと思います。
大正11年、徳山市御弓町に生まれた宮崎は、日本美術学校に学びますが、昭和17年応召、さらに4年にわたるシベリア抑留を経て、昭和24年に帰国の後、画家として活動を開始し、昭和42年には〈見世物芸人〉で第10回安井曾太郎記念賞を受賞します。「旅芸人シリーズ」や「シベリアシリーズ」で広く知られるその作品は人間の存在や記憶について一貫して芸術作品を制作することによって考えつづけるもので、絵画の可能性を極限にまで鍛え直す姿勢は、戦後日本美術において希有であるといえます。
当館では、その初期の作品から平面、立体、水彩、素描、版画など多岐にわたって、宮崎作品を収集してまいりました。
近年宮崎進は、力強い生き物としての人間と、そこから滲み出る物を捉えるために、ドンゴロスを使った作品群を手がけています。生死をかけた戦争や抑留の体験を描くには、従来の表現を超える「何か」が要請されます。宮崎はこの「何か」を求めて衝き動かされるように長い歳月を歩んできました。
周南市美術博物館は宮崎進の作品や言葉が訴えるものを、より多くの人々に伝えることに務めていかなければならないと考えています。
